普通二輪免許 通学取得の日記(1)
入校の準備
めんとるステーションにお世話になった。
当初の予定では、ゴールデンウィークに合宿の形態で
免許を取得する予定だったが
緊急事態宣言が発令されて教習所自体が営業を中止してしまい、計画が頓挫した。
今回は大学の授業を受けながら空いた時間に教習を受けるということで、土浦北インター自動車学校に通学の形態で免許取得を目指す。
料金は合宿の場合が約9.5万円で、通学の場合が約11万円だ。
10万円の現金給付を全投入ですわ!
若干、合宿よりも通学の方がお金がよりかかってしまうが、結果オーライ!
授業と課題でたまったストレスをバイクの加速で吹っ飛ばす(笑)
通学で免許取得をすることにしてめんとるステーションにお邪魔してから約1週間後には教習開始だ。思ってたより早かった。
教習1日目
準備
さあ、ワクワクドキドキの教習1日目だ。
送迎バス発着所に集合する時間である9:30に十分間に合うように
家をでた。
余裕をもって家を出て正解だった。途中でマスクを忘れたことに気づいて家に取りに帰らなければならなくなったからだ。
緊急事態宣言が取り下げられたが、依然としてマスク着用は必須らしい。
9:30にバスが出発し、教習所に着いたのが10:10ほどだった。
最初の教習は11:10からだった。1時間ほど時間があった。
この時間にやったことは3つある。写真撮影と、記録証明書や県別の証紙代金の支払い、プロテクターの着用だ。
写真撮影
教習手帳に使う写真が必要というわけだ。
普通自動車免許合宿を思い出し
「教習手帳か、、そんなものもあったなぁ 懐かしい」
と思っている最中に写真を撮られたから
いつも以上に間抜けな顔を教官に毎回拝んでもらうことになってしまった。
注意しよう。
記録証明書や県別の証紙代金の支払
僕は計4470円を支払うことになった。
まさか初日から教習料金と別途のお金を払うと思っていなかったので財布にお金が入っているか判らずに若干焦った。
プロテクターの着用
プロテクターは全部で5種類あった。
ヘルメット、胸と背中を守るジャケット、肘ガード、膝ガード、グローブだ。
全部教習所に置いてあるものを借りた。
ヘルメットはもらったインナーキャップの上から被った。アルコールウエットティッシュや消毒液、消毒スプレー等が置いてあったりと衛生面には気が配られていた。
初めてなので教習時間25分前にプロテクターを付け始めたが、初回でも10分あれば終わる。
パーツの説明
いよいよ教習開始だ。
教習官は手足の長い優しい先生だった。説明も分かりやすかったので安心した。
ブレーキ、アクセル、クラッチ
ブレーキは右手で握ることでかける前輪のブレーキと、右足で踏み込むことでかける後輪のブレーキがある。
アクセルは右手首を手前にひねることで吹かせることが出来る。
クラッチは左手で握ることで脱着できるようになっている。
ギアの上げ下げは左足にあるバーを上げ下げすることで行う。
各種ボタン
ハンドル左側にあるのが、クラクションボタン、ウインカーを出すターンボタン、ハイビームとロービームを選択するライトボタンだ。
ハンドル右側にあるのが、エンジンを始動させるイグニッションスイッチ、エンジンを強制停止させる停止スイッチだ。
バイクのウインカーは車のように曲がった後に自動的に切れてくれない。
バイクではウインカーを出したらターンボタンを押し込んでウインカーを切らなければいけない。忘れてしまいそうだ、、、、
2種類のスタンド
スタンドはサイドスタンドと、センタースタンドがある。
短時間の駐停車はサイドスタンドを、長時間の駐停車はセンタースタンドを使う。
サイドスタンドは車体を持ち上げることがないから容易に立てられるが、センタースタンドはそうはいかない。
センタースタンドはスタンドを足で下に蹴りこむのと車体を腕で上に引き上げることを同時にすることでやっと立ち上がる。
基本動作の説明
バイクの取り回し
教習者のcb400sfは重量が200kgある。自転車のように押して歩くというのは容易にはできない。
バイクの手押しによる移動でポイントとなるのはバイクを地面と垂直な姿勢を保つことだ。バイクの重量を地面に預けてしまうととても楽。
バイクを倒してしまった場合の起こし方についても教わった。
腕の力ではなく腰をバイクの下に入れることで自分が立ち上げる力でバイクを起こす。
エンジンの始動方法
ハンドルを持ち車体のバランスを安定させてからスタンドをたたむ。
車体にまたがって右足はステップに置いて左足で車体と身体を支える。
イグニッションキーを回してONにそろえる。
イグニッションスイッチを押す
発車
クラッチを握ってギアペダルを下げることで
ニュートラルに入っているギアを1に入れる
(ニュートラルはギア1とギア2の間)
右手を手前にひねりアクセルをかけると同時に徐々にクラッチを離していく
ギアチェンジ
ギア1の状態である程度加速し、エンジン音がうるさく感じてきたくらいで
クラッチを握り、ギアペダルを上げることでギアを2に入れる。
ギア1は発車の時や低速で進んでいる時ぐらいしか出番がない。
カーブを曲がる際はギア2の状態で曲がる。
直進で40km/hを出すときはギア3やギア4の状態で走る。
曲がる際は直進部分で十分に減速して直進状態でギアを2に入れてから
曲がり始める。
ギアを上げるときは十分に加速してから。ギアを下げるときは十分に減速してから。
この匙加減はバイクによっても変わってくる。
適切な速度、エンジンの回転数でギアチェンしないと角つく。
停車
ギア2の状態で減速していき
エンストする手前でクラッチを握りブレーキで完全に停車する。
そしたら右足で車体と身体を支えて、ギアを2からニュートラルに下げる。
そして、イグニッションキーをOFFにする。
最後に、スタンドを立ててハンドルを左にきる。
感想
いやーまさか 1日目からバイクを運転するとは思っていなかった。
まずはシュミレーションマシンからスタートするのかと、、、、
実際にバイクを乗ってみて感じたことは
「うわ 楽しい!」
ということですね。
加速がね、たまらんかったのですよ。
今まで、YouTubeの動画を通して妄想することで
バイク欲を育んできたけど、
実際に教習車を運転することでさらにバイク欲が加速した。
教習受ける前はそんなにバイクの購入欲はなかったけれど
教習後には早くバイクを買いたいと思った。